さて、皆様に御好評戴いた(?)考察記事もいよいよ最後。土地についての考察に入ります。とは言っても入れ替わったのが少ないですが。抜けたカードはウルザ3地形(トロン)、再録されたのはクリーチャーランドサイクルと広漠なる変幻地である。

私の日記を前々から読んでこられた方なら私が土地はマジックの基本と聞き飽きるほど言ってきている事は知っていると思う。また、新しいセットが出る度に注目カード記事を書いているが、いつも土地が上位を占めている。これは土地の存在一つでマジックのデッキはいかようにも変わってしまう事を長年の経験から熟知しているからなのだ。
よって今回抜けたウルザ3地形を組み込んだデッキは、完璧に滅亡する。膨大なマナを出す事を前提としてカードが選ばれているからだ。ウルザ3地形を基本土地や多色土地に入れ替えてやってみると良く分かる。そのデッキのパワーが激減しているのが良く分かる筈だ。
そして今回再録されたカードは非常に強力な土地だ。広漠なる変幻地は前の記事で書いている世界のるつぼと素晴らしいコンボを形成する他、ラヴニカブロックが抜けた後も世界を多色化させ続ける基だろう。
クリーチャーランドサイクルは主としてコントロール系が採用する新しいフィニッシャーだ。しかも10版では土地破壊要素がかなり衰退しただけに活躍出来る筈だ。無論世界のるつぼの加入も大きい。
また、9版で10種のダメランが再録されたのはなかなか衝撃的だったが、今回もきっちり同居したのでまだまだ面白いデッキが沢山作れそうだ。

……約2年前、マジックの世界は2つのデッキしかなかった。また、ある時はマジックの色が3つしかないと言われた時もあった。しかし今はそんな時代がまるで嘘の様に各色が活躍している。そして色々なコンセプトが入り乱れ、非常に混沌とした状況となっている。スタンの環境がまるでエクテン以前の様な様相を呈してきた様な印象だ。ぜひあなたもこの時代を乗り切るために、基本となる土地に今一度気を配ってみて下さい。では、何処かで対戦する機会がありましたら、是非良いデュエルをしましょう(^o^)/あなたに良きドローとマナに恵まれます様に

コメント

kappy
kappy
2007年7月20日12:35

読み応えのある考察をありがとうございます。
グラコロはHPには9版入りと書いてましたが・・・

M
M
2007年7月20日20:27

カンガエルコト、ミナオナジw>2個

TKコング
TKコング
2007年7月20日20:56

7/20の時点で10版入りのはず。

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